中学生における提出物の重要性

勉強アドバイス

今回は中学生においての提出物の重要性についてお話します。

生徒を見ていると、提出物が出せていなかったり真剣に取り組まずに出してC評価なんて話をよく聞きます。

高校受験に必要な内申点をとるためにも提出物は重要になります。提出物をやって出すのは面倒くさいかもしれませんが、逆に言えばしっかりとやって提出さえすれば評価してもらうことができるので、テストに苦手意識を持っている人ほど提出物を活用しましょう。

1,内申点に直結する

提出物といったら成績に響くイメージが頭に思い浮かぶと思います。そのとおりで、提出物をしっかり出しているか、しっかりやっているかが成績に直接的にかかわります。

中学生の成績(通知表)は、テストの点数だけでなく「提出物」「授業態度」も評価されます。
特に高校入試では内申点(学校の成績)がとても重要で、
神奈川県ではによっては、合否の約半数を占めることもあります。(※高校によります。)

ワークやプリントを期限までに出すことであったり、丁寧にノートをとって提出することが中学生には課せられると思いますが、これはしっかりとやって出すだけで評価がもらえるので、テストが苦手な人にとっては絶対に逃さないようにしましょう。

2,復習・定着のチャンスになる

提出物を”ただの義務”ではなく、「復習のチャンスである」ととらえましょう。ワークやプリントを出すためにはしっかりとやる必要があります。放っておいたらやらないであろうワークやプリントをやるチャンス、頭に定着させるチャンスだととらえることが大事です。

期限内に出すためにコツコツ進めることで、結果的にテスト勉強の準備にもなり、テスト前に勉強を始めるときに勉強を進めやすくなります。

3,計画性・責任感を育てる

提出物には期限があります。これはこれは勉強だけでなく、社会でも大切なルールです。期限を守る習慣は、将来仕事をするうえでも信頼につながる力です。

「明日が提出期限だけどまだ終わってない…」という経験したことはあると思います。「夏休みの宿題を夏休み最終日に終わらせる」というのがメジャーだったりしますが、こういった経験を繰り返すと「早めに計画を立てて期限内に提出する」という力が自然に身に付きます

4,学校の先生との信頼関係を作る

先生は、テストの点だけでなく日ごろの取り組みも見ています。
提出物をきちんと出している生徒は、
「まじめに取り組んでいる」「成長したいと思っている」と感じてもらいやすく、それが面談や推薦のときの評価にもつながります

公立高校入試の併願校として私立の学校も受験する人が多いと思います。私立の学校を併願するにあたり、内申点の基準値が設けられている学校がほとんどです。

日ごろから学校の先生との信頼関係を構築しておくと、自分の志望する併願校の内申点基準値にギリギリ満たないような場合でも、先生のお情けで内申点を少し上げてくれるかもしれません。何があるかわからないので、先生との信頼関係は構築しておくべきです。

まとめ

今回は中学生が提出物をしっかりとやる重要性についてお話ししました。
提出物は成績に直結します。提出物を毎回漏れなく出すことで先生との信頼関係を作れたり、自分の復習の機会になったりします。
提出物をやるのはめんどくさいと感じるかもしれませんが、いい機会ととらえてしっかり向き合いましょう

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