今回は色が脳に与える効果についてご紹介します。勉強するときやリラックスしたいときなどに色は有効です。とくにノートをとるときに、効果的な色を使うことで効率のいい勉強ができます。
1,青色:集中力・冷静さを高める
青の効果としては、気持ちを落ち着かせることです。感情を鎮めて思考力や注意力を高めるため、集中力を必要とする勉強(数学・英語)に効果的です。
夏に青いものを見ると、少し涼しさを感じたりすると思います。青いものは人間の脳を落ち着かせてくれます。
活用例
・青の下敷きをつかう
・青ペンを覚えたい項目に使う
2,赤色:記憶力とやる気を刺激する
赤の効果は、脳を”活動モード”にすることです。瞬時の判断力や記憶力を必要とする場面に強く、暗記・復習・テスト前の確認に効果的です。
活用例
・赤シート+赤ペンの組み合わせ(かなり定番の暗記法)
・覚えたい単語や年号を赤で書く、囲む
・テスト前に赤色系の文房具を使うとやる気スイッチが入りやすい
ただ、赤を使いすぎると焦りを感じたりすることもあるので、注意が必要です。使う場面をしぼるのがコツ。
3,緑色:リラックスとバランスをもたらす
緑は自然を感じさせる色で、心を落ち着かせる効果があります。緊張しやすいときや、長時間の勉強で疲れた時におすすめ。目にいい色ともいわれているので、勉強で目が疲れたときなどにもおすすめの色です。
活用例
・緑の付箋やマーカーで印付け。そこまで目立たせる必要はないけれど、大事なところでマーキングしておきたい場合など
・教科ごとの区切りに緑を使い、気分を切り替える
・観葉植物を自分の部屋におく
4,黄色:注意力を高め、ひらめきを促す
黄色は明るく、脳を活性化する色です。特に「発想力」や「注意力」が求められる場面に強く、国語の記述や理科の応用問題に使うといいです。
活用例
・重要語句に黄色のマーカーで印付け
・ノートの中で「注意マーク」を黄色で囲う
まとめ
以上、色が脳に与える効果についてご紹介しました。
「使う色で集中力がかわるはずない!」って思うかもしれませんが、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。「めっちゃ覚えられる!」とか「めっちゃ集中できる!」「超リラックス!」というような体感はないかもしれませんが、気づいてないだけで少しは効果があると思います。
これは余談ですが、、、
塾長が小学生の時に聞いた話では、サッカーのユニフォームは赤色のチームの方が勝率が良いという噂もあったり…
色を積極的に駆使して効率のいい勉強をしていきましょう。