今回は中学生向けに授業の受け方についてお伝えします。
授業中にふざけたり、疲れているからと寝てしまってはせっかくの授業がもったいないです。
逆に授業中にしっかり習得できれば、復習の時間も減り、自由時間が増えます。
メリハリをつけることを意識してみましょう!
1,自分の頭で考える
授業は「先生が話すのを聞く時間」ではありますが、同時に自分の頭で考える時間です。
「なぜ?」「どうして?」と疑問をもちながら聞くことで、ただの知識ではなく「自分の力」に変わります。
たとえば理科で「なぜ水は100℃で沸騰するのか?」を聞いたとき、
ただメモを取るだけでなく「ほかの液体はどうか?」「温度が違ったら?」と考えるだけで理解の深さが変わります。
自分の頭で考えてわからないことがあれば、授業後に質問しに行くといいです。先生に質問しに行くことで「ちゃんと授業受けてるんだな」というのが先生に伝わりますし、これにより授業態度の評価が上がる可能性があります。
2,授業中の「リアクション」が記憶を定着させる
うなずく、メモを取る、質問する。これらの「反応」は、脳の中で情報を長期記憶に変えるスイッチになります。
ただ聞くだけよりも、動きを加えた方が記憶が残りやすいのです。
例えば、うなずきながら聞く、大事だと思ったところに線を引く、「あとで調べよう」とメモを残す、などです。
授業中に先生が雑談をし始めたら、どんな内容かノートに軽くメモしておくことで、授業で先生が何を話していたかを復習のときに思い出しやすくもなったりします。
授業に直接的には関係ないことでも、軽いメモを残しておくことで記憶を呼び起こすことができます。
3,ノートをしっかりとる
黒板を全部きれいに写すよりも、自分の頭で整理して書くことが大切です。
「大事なこと」「わからなかったこと」「あとで復習したいこと」を自分の言葉でまとめると、理解が深まります。
ノートは板書を「書き写す」ものではなく、「自分の使いやすいようにまとめる」ものです。
自分の見やすいように、復習しやすいように見出しや色、レイアウトを工夫しましょう。
4,授業中に「わからない」ところがあったらメモしておく
わからないことをそのままにしておくと、あとでどんどん積み重なってしまいます。
その場で質問するのが難しくても、
☆ノートに「?」マークをつけておく
☆ 授業後に先生や友達に聞く
だけで、理解の遅れを防げます。
わからないところに印をつけておき、授業終わりに先生に質問したり塾の持ってきてください。
わからない部分をわからないままにせず、クリアにしていきましょう。
まとめ
今回は授業の受け方についてまとめてみました。
中学校の授業は、小学校の授業よりも難しい内容を扱いますし、進みも速かったりで、少しの遅れが割と致命傷だったりもします。
授業中に友達とこっそりふざけるのではなく、ノートをとったり、自分の頭で考えながらメモをとっておくなどして、授業についていけるようにしましょう。
