今回は大事な場面での緊張をほぐす方法をご紹介したいと思います。受験本番や定期テスト、模試、英検などの資格試験、部活の大事な試合など、緊張する場面があると思います。なるべく緊張をほぐして自然体でいられるような方法をご紹介します。
1,深呼吸する
深呼吸することで、脳に酸素が行きわたり、緊張からリラックスへと切り替わりやすいです。
試験開始の前や、試合の前などすぐにできると思うのでおすすめです。
【やり方】
a,鼻から4秒かけて吸う
b,口から6秒かけて吐く
c,これを3回繰り返す
これだけでも少しはリラックスできるのではないかと思います。
2,ポジティブな「ひとり言」で自分を落ち着かせる
「やばい、無理かもしれない」と思ったら、自分の頭の中でもいいので励ます言葉を唱えます。こうすることで不安な感情を和らげることができます。
この「ポジティブなひとり言」はアファメーションともいい、「自分はできる人間なんだ」「自分ならやれる」という意識付けをすることができるので、効果的という研究結果が出ています。
このアファメーションをすることによって、潜在意識(自分では気づいていない意識)に「自分ならできる」を刻み込めると最強です。
人間の思い込みはとても強いので、潜在意識に「自分ならできる」を刻めると、自然と自信がつきますし、それによって余裕も生まれます。
↓おすすめのアファメーション
・「自分ならできる」
・「自分は成功する人間だ」
・「なんとかなる、なるようになる」
3,ルーティーンをもつ
好きな文房具を使う、同じ飲み物や同じお弁当を用意する、試験前に決まった音楽を聴くなど、いつもと同じ行動をすることによって緊張が和らいだりすることもあります。
試験の日や試合の日は「特別な日」という感覚が頭の中にあると思います。もしなかったら、それは潜在意識にあると思います。
「いつもと違う」「今日は特別」と思うことは緊張を引き起こす原因になりえます。
いつもと同じようなルーティーンをすることによって、試験の日でも「今日はいつもどおりの日常」という感覚を作れるため、緊張が和らぐのではないでしょうか。
まとめ
大事なテストの前、試合の前などは緊張すると思います。緊張するのはしかたないことであり、緊張は悪いことではありません。
緊張は「これをうまくやりたい」「失敗したくない」というような気持ちの表れであり、脳や体が本気になっている証拠です。
実際に、緊張しているほうが細かいところに配慮することができたり、いつも忘れちゃうようなことを鮮明に覚えていたりと、緊張によるメリットもあります。
その緊張が大きくなりすぎて、本来の力が出せないことが問題なので、緊張を「なくす」より「コントロールする」ことが大切です。
人によって「緊張する、しない」だったり、緊張を緩和できる方法は違います。いろんな方法を試してみて、自分にぴったりの方法を見つけてほしいです。