上位大に進学した学生の言葉から読む子供が自ら伸びる環境作りのヒントをお届けします。
今回は「 学校の宿題についての考え方」についてお送りします。
新潟大学 人文学部 盛岡第三高校卒 K講師
提出期限は厳守を意識して、とにかくこなしていたという印象が強いです。
しかし答えをうつすということはしませんでした。
分からない問題は印をつけておいて、質問していました。
高知大学 理学部 佐原高校卒 T講師
宿題はとりあえず絶対やりましょう。
これを放っておいて塾や別の問題集をやっても意味はないです。
宿題を完璧にしてから他のものに手を出しましょう。
中京大学 情報理工学部 聖隷クリストファー高校卒 S講師
自分がどこを理解できていないかの確認のためにするものだと思っていました。
なので、ダメだった部分をしっかり理解するところまでやって欲しいです。
京都女子大学 文学部 時習館高校卒 S講師
学校の宿題は先生が足りない力を補うために、しっかりと考えて出してくれているので、とても良い勉強材料だと思います。
また、自主的に勉強するのが苦手な子には目安ができていいのではないでしょうか。
しかし、先生はクラス全体の様子を平均して分量など考えているので個人にぴったり合っているかというとそうではないと思います。
足りないと感じた部分は積極的に補うといいでしょう。
まとめ
皆さん宿題は他の教材よりも先にしっかりやっていたようですね。
ただ、宿題をやる目的が「提出すること」にならないように、「理解すること」「頭に定着すること」を目的にして宿題に取り組んでみましょう。