運動と勉強の関係

勉強アドバイス

今回は運動と勉強の関係についてご紹介します。部活やクラブ活動と勉強を両立している人も多いと思います。また、両立するのが難しいと感じている人もいるかと思います。運動と勉強をすることで得られるメリットをご紹介していきます!

1,記憶力・集中力が高まる

運動をすると血流がよくなり、脳に酸素と栄養がしっかり届くようになります。これにより、集中力や思考を司る前頭前野や、記憶を司る海馬の働きが活性化され、勉強効率が上がります。

とくに長い学習で「ぼーっとする」「集中力が続かない」と感じるとき、軽い運動を取り入れるだけで頭がスッキリし、勉強モードに入りやすくなります。

週に3回以上運動をしている中学生のほうが、学力テストの平均点が高いという傾向も確認されているので、成績を上げたい人は適度な運動が最適です!

2,ストレス解消になり、心が落ち着く

勉強や人間関係、進路の不安など、心にストレスを感じやすい時期である思春期。運動にはストレスを自然に和らげる力があります。

運動中に分泌される脳内ホルモンは、心を安定させたり、気分を前向きにしてくれたりします。気分が落ち着けば、「やる気がでない」「イライラする」という感情にも振り回されにくくなり、勉強にも前向きに取り組めるのではないでしょうか。

運動習慣があるほうが精神的に安定しやすいという研究結果もあります。

10~15分の軽い運動でもストレスホルモンを減らし、リラックス効果を高めることができるので、勉強につかれたときや、イライラするときなどは、少しでも運動してみることがおすすめです。

3,運動で生活リズムが整うと、勉強習慣も安定する

運動をすることで体内時計が整い、夜の睡眠の質が上がります

睡眠の質が上がると朝にスッキリ起きられるようになり、学校でも頭がよく働きます。逆に、体を動かさずにスマホやゲームばかりの生活をしていると、眠れない、起きれない…と悪循環になってしまいます。

いい睡眠→朝スッキリと起きる→授業に集中 といったふうに、「いいサイクル」が運動によって自然と生まれます。

4,勉強の粘り強さが育つ

運動によって粘り強さが育ちます。

たとえば、部活の試合で負けてしまったり、うまく活躍できなかったとき、「次は勝とう」「次は活躍できるようになろう」という気持ちをもって次の日からの練習に励むと思います。

運動を通して、思うようにできないこと、うまくいかないことの悔しさをバネに努力を続ける力や、あきらめない心が育ちます。

それらの力が勉強の粘り強さに活きてきます

例えば数学で難しい問題にぶつかったとき、すぐに投げ出してしまう人と「もう一度考えてみよう、別のやり方でやってみよう」と考えられる人の差は大きいです。

まとめ

今回は運動と勉強の関係についてご紹介しました。

勉強をしているとストレスがたまったり、疲れたりすると思います。そんなときは軽く運動を取り入れてみるのがおすすめです。

部活と勉強の両立は大変かもしれませんが、中学生・高校生のころくらいしかできないことなので少しでも楽しみながら続けていくといいと思います。

塾長はサッカー部でしたが、中3で引退した後も受験勉強の合間を縫って週に1回は部活に参加して体を動かしていました!

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