先輩からのアドバイス_2 「集中力の上げ方」

上位大に進学した学生の言葉から読む子供が自ら伸びる環境作りのヒントをお届けします。
今回は「集中力の上げ方」についてお送りします。

北海道大学 歯学部 桜蔭高校 I講師

5分でいいからやろう、1題でいいからやろう、という感じでとりあえず自分をだますと、続けて集中できます。

北海道大学 総合理系 静岡高校 S講師

ルーティンワークという、勉強する前に必ずすることを決めると集中した状態で勉強に臨めます。自分の場合は冷水を一杯飲んで、仰向けで目を閉じ、深呼吸してから勉強してました。頭もすっきりするし、いいと思います。また、○分やったら×分休憩するなどど決めて、時間を計りながら学習するのも効果的です。

京都大学 理学部 土佐高校 Y講師

・人間の集中力は大して持たない。疲れていようがいまいが時間を決めてあえて休憩を取ることで、メリハリをつけることもできる。(例:48分勉強して12分休憩する、の繰り返し。←時間は何かしらの科学的根拠があったはず……)・午前中はクリエイティブなものが向いているので、数学などをやるのがよい。・音楽など自分が向いているものを探してみることを薦める。人によって大きく違うから。

まとめ

「集中力が無い。」多くの親御さんやお子さん本人から聞く言葉です。
集中するためには、まず集中の妨げになるものを遠ざけましょう。
例えば、スマホは親に預ける、ゲームや漫画を段ボールにしまう、話し相手がいない環境をつくるなどをして集中できる環境づくりから始めましょう。
あとは、まずは1問だけでいいからという気持ちで勉強を始めてみる、面倒くさいことは始めるまでが一番エネルギーが必要です。
最初は力を振り絞り、初めの一歩を踏み出しましょう!

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