(少し悲しいお話しです。)
夏休み前に、親戚からノコギリクワガタ(オス)を1匹いただきました。
家の近くで見つけたようです。
小さな飼育ケースに入れ、息子と一緒にえさやりや木くずの交換などお世話をしていました。
息子は、ビビりながらも少し触ってみたり、「クワガタさん見たい!」と毎日気にかけたりしていました。
ところが9月半ばのある時、「あれ~今日はえさが減ってないし、全然動かないな~」と思ったら、案の定残念ながら亡くなっていました。
思えば前日は、昼間にもかかわらずバタバタと暴れていて珍しいなとも思ったりしてたのですが、最後の力を振り絞っていたのでしょうか。
息子にクワガタさんが死んでしまったことを伝えると、意味が分かっていないようで「クワガタさんねんねしてる?」と返してきました。
「クワガタさーん、おーい、ゼリーあるよぅ」と無邪気に言っている息子をみて、あぁ、死んでしまうということがどういうことなのかまだ分からないよなぁと思い、なんだか切なくて涙が出てきました。
そのあと、息子と一緒にクワガタさんを庭に埋めてあげました。
特に何も考えず、飼い始めたクワガタですが、改めて命の大切さ尊さについて考えさせられました。
息子にとっても自分にとってもいい経験になりました。